移住&就農6年目突入、「よしよし畑」の家族の絵日記

2018年から農業をはじめた家族と畑の絵日記。おと(畑の主)、おか(畑従業員、農家デザイナー)、娘ちゃんとポジタの日常です。温室でトマト、露路畑で茄子とほうれん草などを作っています。元気でおいしいお野菜を届けるため、がんばってます。

神戸にお出かけ。プラド美術館展へ。

9月24日

おとが用事でポートアイランドに行くということで、おかとはなえもんも便乗して、神戸に連れて行って貰いました。

 

アンパンマンミュージアムプラド美術館展!!

もう、今日は畑のことはそっちのけで、美術展について語ります。

 

ので、先に畑の話を一言。

おとはしっかり水ナスさんの商談を頑張りました。以上。

 

ええ、語ります。すみません。

 

おかは美大で広告系選考だったのに、嗜好は絵画系だったので、基礎の描く授業がとにかく面白く、勉強させてもらったのです。

その中で、静物画と言えばシャルダンだったのが、この展覧会で、ヤン・ブリューゲルブリューゲル の父)の絵に驚愕しました。この質感はすごい!!!

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お花って、本当に描くのが難しい。

硬くなったり?分厚く、なりすぎたり。

あの繊細な美しさを写すのは至難の技です。

 

これまで、花の絵や静物画にはほとんど興味がなかったのですが、このヤンブリューゲル の花には感動しました。

もう花びらの質感が凄い!!!しかもただのリアリズムではなく、しっかりと情緒感のある画面。

よく見ると、繊細に描かれた花々が、隅から隅までなんと美しいことか!! 

 

静物画のリアルなものは個人的な印象ですが、リアルさを追求してどこか作り物っぽく、画面としては美しいけれど、情緒性が物足りなく(そもそも静物画に情緒は要らないのかも知れませんが)…このヤンブリューゲル の作品は、両方を満たして、更にその細部が抜きん出て繊細で美しいんです。。

 

ほんまにええもん観させてもらいました。

 

この人の作品をもっと観たい!画集も見たいと思ったのですが、ブリューゲル 父の画集は見当たりませんでした。

 

フランドル派の美術展が来たら、

絶対狙って行かねばーと思います。

 

 

ちなみに、おかは美大時代シュールレアリズムに傾倒し、次に幻想的なベルギーの象徴主義傾倒を経て、今に至ります。

 

まぁ、要らん情報っすね。

ああ、珍しく語りました。

いや、でもええねー絵は。

 

あと、兵庫県立美術館の前に、

ヤノベケンジさんの作品もあって、これも良かった。このパワフルさが好きです。

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ヤノベケンジさんの作品、出会える機会が増えてるきがして、嬉しいです。

 

なんか、わぁ!と驚いて

ニヤニヤ楽しく明るくなる現代美術の動きも、面白いですね。

 

あぁ、ほんと畑そっちのけ。

失礼しましたー!