9月24日
おとが用事でポートアイランドに行くということで、おかとはなえもんも便乗して、神戸に連れて行って貰いました。
もう、今日は畑のことはそっちのけで、美術展について語ります。
ので、先に畑の話を一言。
おとはしっかり水ナスさんの商談を頑張りました。以上。
ええ、語ります。すみません。
おかは美大で広告系選考だったのに、嗜好は絵画系だったので、基礎の描く授業がとにかく面白く、勉強させてもらったのです。
その中で、静物画と言えばシャルダンだったのが、この展覧会で、ヤン・ブリューゲル (ブリューゲル の父)の絵に驚愕しました。この質感はすごい!!!
お花って、本当に描くのが難しい。
硬くなったり?分厚く、なりすぎたり。
あの繊細な美しさを写すのは至難の技です。
これまで、花の絵や静物画にはほとんど興味がなかったのですが、このヤンブリューゲル の花には感動しました。
もう花びらの質感が凄い!!!しかもただのリアリズムではなく、しっかりと情緒感のある画面。
よく見ると、繊細に描かれた花々が、隅から隅までなんと美しいことか!!
静物画のリアルなものは個人的な印象ですが、リアルさを追求してどこか作り物っぽく、画面としては美しいけれど、情緒性が物足りなく(そもそも静物画に情緒は要らないのかも知れませんが)…このヤンブリューゲル の作品は、両方を満たして、更にその細部が抜きん出て繊細で美しいんです。。
ほんまにええもん観させてもらいました。
この人の作品をもっと観たい!画集も見たいと思ったのですが、ブリューゲル 父の画集は見当たりませんでした。
フランドル派の美術展が来たら、
絶対狙って行かねばーと思います。
ちなみに、おかは美大時代シュールレアリズムに傾倒し、次に幻想的なベルギーの象徴主義傾倒を経て、今に至ります。
まぁ、要らん情報っすね。
ああ、珍しく語りました。
いや、でもええねー絵は。
あと、兵庫県立美術館の前に、
ヤノベケンジさんの作品もあって、これも良かった。このパワフルさが好きです。
ヤノベケンジさんの作品、出会える機会が増えてるきがして、嬉しいです。
なんか、わぁ!と驚いて
ニヤニヤ楽しく明るくなる現代美術の動きも、面白いですね。
あぁ、ほんと畑そっちのけ。
失礼しましたー!